ブラジリアンワックスの豆知識

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ブラジリアンワックス脱毛の需要はあるのか?

ブラジリアンワックス脱毛の需要はあるのか?

Ⅰ.日本における脱毛ニーズの今後

こんにちは。JBWA本部認定講師の市村です。

今回はブラジリアンワックス脱毛スクールを受講していただいた生徒様からよくいただく質問お答えさせていただきたいと思います。

スクールを受講した生徒様はもちろんこれからワックス脱毛スクールの受講を考えている、という方もおそらく気になっていることではないかと思いましたので、この場をもって皆様と共有できればと思いました。

今回のご質問は
『ブラジリアンワックスサロンを始めたいと思うのですが果たして需要はあるのでしょうか。』
という内容です。

『ブラジリアンワックスってレーザー脱毛やフラッシュ脱毛よりマイナーですよね。お客様はブラジリアンワックス脱毛を選んでくださるのでしょうか。』
とご不安に思っているようです。

『大丈夫です!あなたはきっと成功します!』
と言えばその場は済むのかもしれませんが、『根拠もなしにそんなことを言われても・・・』と後々また不安に駆られることでしょう。

従いまして、今回はあえて数字的根拠に基づいて脱毛市場の今後を考察していきたいと思います。


エステ市場は3563億円!その中で脱毛の割合は?

Ⅱ.エステ市場は3563億円!その中で脱毛の割合は?

日本におけるエステの市場規模は2016年見込みで約3563億円。前年比+1%となっております。

ここ5年程はほぼ横ばいを保っておりますが2005年は4000億円越えだったことを考えると微減傾向にあると考えても良いでしょう。

そして、その中で脱毛の占める割合は2016年現在、全体の約25%、額にして約890億円の見込みです。
これは2014年と比較すると約+30%、と飛躍的に伸びています。

さらにエステ業界全体における脱毛‘専門店’ 店舗数の推移を比較したデータによると、1990年代の平均が3%であるのに対して2000年代には10%にもなっております。

ちなみに脱毛専門店ではなくトータルビューティーサロンの中で脱毛メニューもあるサロン数は専門店も入れて約40%にも上ります。

エステ市場全体の規模の変化があまりなく、脱毛関連の売上高が伸びているということは、日本のエステのスタンダードが痩身や美顔から脱毛へとシフトしていることを示していると結論付けることができると思います。

ただし、話を原点に戻しますと、これはあくまでもレーザー脱毛・フラッシュ脱毛の話なのです。。。


ブラジリアンワックス脱毛の行方

Ⅲ.ブラジリアンワックス脱毛の行方

ブラジリアンワックス脱毛の市場はと言いますと、まだミニマム過ぎて「市場」として存在するに至っておりません。

ですが、私がブラジリアンワックスに興味を持ち始めた5,6年前は東京にも数件程度しかなかったブラジリアンワックスの施術ができるサロンが、今では大小合わせ、全国に500店舗程度あると思われます。

レーザー脱毛・フラッシュ脱毛を行うエステサロンが企業努力を重ねたことも、脱毛市場をここまで伸ばした一つの要因ではありますが、それとは別に日本人が時代の流れによって、脱毛をする文化が広まってきていると思います。

そこで最初のご質問『ブラジリアンワックスサロンの需要はあるのでしょうか。』というところに戻りますが、私は確実にあると思います。

ブラジリアンワックス脱毛はレーザー脱毛・フラッシュ脱毛とはまた異なった魅力があります。

よって、ブラジリアンワックスは他の脱毛法と共存し、時代の流れと共に認知も着実に広がってゆくと思われます。

[参考文献]
美容経済新聞 産業調査部 『主要エステティックチェーン 経営動向調査』 2014.1.25 株式会社 美容経済新聞社
矢野経済研究所 『エステティックサロンマーケティング総鑑2015年版』 2014.12.25 株式会社 矢野経済研究所
『未来作家吉田傑事務所(www.yoshidasuguru.jp/)』 2016.08.12時点