ブラジリアンワックスの豆知識

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BRAZILIAN WAX

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ストリップワックスとハードワックス

ストリップワックスとハードワックス

ワックス脱毛は、大まかにストリップワックス(ソフトワックス)、ハードワックスの2種類があります。
ここでは、ストリップワックスとハードワックスそれぞれの違いについて説明します。

ストリップワックス(ソフトワックス)

ストリップワックス(ソフトワックス)は、「柔らかい」「優しい」という意味ではありません。
施術時に専用のワックスペーパーを使用して行う施術の事をいいます。
ストリップワックスの中でも油性ワックス、水性ワックスと分類されますが、多くのサロンで取り扱っているストリップワックスの油性ワックスは、以下の性質、特徴をもっています。
ハードワックスは時間が経つと固まるという性質を持っている事に対して、ストリップワックスは時間が経っても固まるということはありません。
従って、特にストリップワックスを取り扱う際はお客様の毛髪や衣類に付着しないよう、細心の注意を払わなければなりません。
また、粘着力が高く、固まることなく広範囲に伸びるため、ボディワックスに用いられる事も多いワックス剤です。
その粘着力の高さから細く長い毛や、産毛などの脱毛にも適しています。
ストリップワックスは、塗布後、専用のワックスペーパーを用いてワックス剤と一緒に一気に抜き取ります。

ハードワックス

ハードワックスは「固い」「強い」「皮膚に負担がかかる」という意味ではなく、専用のワックスペーパーを使用しないワックス剤および施術の事をいいます。
ハードワックスは、メーカーにより数秒から数十秒と固まる時間は違いますが、塗布したワックス自体が固まり次第、固まったワックスごと一気に毛根から脱毛します。
ハードワックスは短い毛や、硬い毛から産毛までほとんどの部位、毛質に対応します。
海外ではデリケートな部分に使うことが定番となっています。
最近人気のノーズワックスもワックス剤が固まるという性質から、ハードワックスを使用します。
また、当協会のメンズブラジリアンワックスの講習では、男性特有の陰部の形状や皮膚に薄い部分もあることを考慮し、ハードワックスを用いた施術を指導しています。
ハードワックスは、数秒で固まるワックス剤もあるためその性質から、比較的小さい範囲に塗布するため施術時間はストリップワックスよりも長くかかります。

ワックス剤の選定

以上、ストリップワックスとハードワックスの大まかな違いについて述べましたが、どちらが良いか否かは技術者の好みや施術部位、お客様の毛の長さや皮膚の状態により異なるため一概には言えません。
サロン従事者であれば、肌別や毛の状態や人種などにもよって、お客様それぞれ個々の起こりうるダメージなどを予測し、カウンセリングをしっかり行った上で、そのお客様の部位に合ったワックス剤を選定しなくてはなりません。
そのためには、ワクサーはいろいろなお客様に対応できるよう、双方のワックス剤の事を良く理解し、双方の熟練した技術を持ちあわせたいものです。


Lunasol beauty salon ~ルナソルビューティーサロン~
JBWA本部認定講師 青木紫おん

 

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