ブラジリアンワックスの豆知識

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BRAZILIAN WAX

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脱毛処理によるお肌へのダメージ

脱毛処理によるお肌へのダメージ

お客様へワックス脱毛を行う際、乾燥や埋没毛によるダメージを受けていらっしゃるお客様へ皆さんはどのようなアドバイスをされていますか?

まず、どのような脱毛方法でも埋没毛やお肌へのダメージは起こりうる事であり、どのような脱毛方法であっても、脱毛後はご自分でのケアが最も重要となる事をお話してあげましょう。

自己処理(シェービング)によるダメージ

自己処理をされている方のほとんどが行っているシェービングに関して言えば、たとえシェービングクリームを使用したとしても、見た目ではカミソリ負けのような大きなダメージがなくても、皮脂やわずかラップ一枚0.02mmほどの角質層が、知らず知らずのうちにダメージを受けて、保湿成分が逃げやすくなっています。

また、シェービングは毛根からムダ毛を除去することができないため、かなりの頻度で処理をするので、お肌の再生が追いつかずにシェービングをする度にお肌をバリアしてくれている皮脂が剥がれ、角質層を傷つけている事になります。

角質層とは?

角質層は、角質細胞と角質細胞間脂質で構成されています。
角質細胞の中には、NMF(Natural Moisturizing Factor)天然保湿因子があり、その天然保湿因子が角質細胞間脂質を守っています。
角質細胞間脂質は、40%がセラミドからできています。
そのセラミド内部の水分が逃げないように。
また、乾燥や外部からの刺激から守ってくれる働きをするのが角質層です。

角質層のターンオーバーが機能しなくなったら

お肌が乾燥し、少しの刺激でもヒリヒリと感じるようになり、紫外線や乾燥からお肌を守ることができなくなってしまい、肌状態が悪化してしまいます。
これらの状態はセラミドなどの保湿成分が不足している状態で、脱毛などの処理でお肌が損傷を受けてしまうと、やがて脱毛部位がカサカサと乾燥してきたり、埋没毛の原因となってしまいます。

脱毛などで一時的に角質層がダメージを受けてしまった時のアフターケア

脱毛処理で角質層がダメージを受けてしまうのは、仕方がありません。
角質層が一時的にダメージを受けてしまっても、すぐに回復するように自分でケアする事が大切です。
脱毛後は、保湿を必ずしなくてはならないのは、このような理由からです。
デリケート部位などの保湿には、弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリーの保湿剤をお客様にお勧めすると良いでしょう。
いずれにしても、サロンで行うワックス脱毛のような脱毛処理の方法は、回数も頻繁に行わずに済みますし、続けることによって個人差もありますが、毛の生える期間が遅くなり、細く、柔らかくなってくれるので、ワックス脱毛後のケアをしっかり行う事で、ツルツルお肌を持続する事ができるのです。


Lunasol beauty salon ~ルナソルビューティーサロン~
JBWA本部認定講師 青木紫おん

 

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