ブラジリアンワックスの豆知識

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複合サロン VS ワックス専門サロン

複合サロン VS ワックス専門サロン

「ブラジリアンワックスだけでサロンを運営し、利益を上げていくことができるのでしょうか。」
というご質問をいただくことがワックススクールご検討のお客様からあります。

回答としては前回の記事「ブラジリアンワックス脱毛の需要はあるのか?」で述べた通り、「ワックス脱毛だけでも十分継続的な運営ができる可能性はある」という答えになります。

しかし、「成功できる確率を上げたいのですが、ワックス脱毛以外のサービスも取り入れるべきでしょうか。」というご質問ですと、話は変わってきます。

今回はワックス脱毛以外に他のサービスも提供する≪複合サロン≫、ワックス脱毛以外のサービスがない≪ワックス専門サロン≫のそれぞれの特徴から、どのような状況にあるとき、どちらの形態が適しているのかを考えていきたいと思います。


複合サロンの特徴

複合サロンの特徴

まず、お客様の視点から見た複合サロンの特徴です

一度にいくつもの美容サービスを受けられるので、面倒と感じる予約の手間・移動の手間が省ける
別のサービスを受けたくなった際、サロンを1から探す時間が省ける
同じサロンに行く頻度が多い、または1回の滞在時間が長いため、施術者との信頼関係が増し、安心してサービスを受けることができる

これが経営者・従業員の目線になると、
複数のサービスを受けていただくことで客単価が上がる
脱毛以外のサービスを受けたいお客様も取り込める
ワックス脱毛から光脱毛に移行したいお客様も光脱毛のサービスを用意しておけば失客せずに済む

などが挙げられると思います。
しかし、お客様はそんなことはほとんど関係ありません。

上記で挙げた通り、お客様から見ると複合サロンは≪手間・時間が省ける≫ということが最も大きいメリットです。
では反対に、お客様が複合サロンを避ける動機はなんでしょうか。
お客様によって、答えは様々ですが、ダントツで多い意見としては≪技術が専門サロンより低いかもしれない不安≫です。
要するに、多くの方は≪手間・時間が省ける≫というメリットと≪技術が専門サロンより低いかもしれない不安≫というデメリットを、お客様自身も知らず知らずのうちに天秤にかけ、その方にとってメリットがあると思う方を選択します。


どちらのサロン形態が良いのか

結局、どちらのサロン形態が良いのか

どのサロン形態が良いのか漠然と考えていらっしゃる方は、まず、地域性と運営しようとしているサロンのターゲット層の行動パターンを考えてみてはいかがでしょうか。

例えば、地方に住んでいて、お子様がいるお母様であればまとめて用事が片付けられるのは大きなメリットです。

しかし、同じようにお子様がいるお母様であっても東京の都心部にお住まいであれば、同じビルにヘアーサロンやネイルサロンが入っていることも多いため複合サロンのメリットをあまり感じないかもしれません。

また、富裕層をターゲットにするのであれば、技術力が重視しされる、そしてサービスにご満足いただければ少々距離があっても足を延ばしていただけると考え、郊外でもあえて専門サロンにするのもありかもしれません。

どのサロン形態にするか、を考える要素は他にもいくつもありますが、一つの方法としてご参考になれば幸いです。